2011/11/25 アニメその他 C3 -シーキューブ- 7話・8話の回想シーンについて EDクレジットを見るとワース回想(厳密には桜参白穂の回想)部分は、バカテス2期8話と今作2話のコンテ・演出を手掛けた坂本隆の担当らしい。感じとしては 「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」 の1話と7話以外の冒頭部分に似ています。注目してほしいのは操り人形のような演出ですね。『からくり』 の語源は 「糸を引っ張って動かす」 意味の 『からくる』 が名詞化された説と、唐から伝わった仕掛けなので唐繰と呼んだ説がある... 続きを読む
2011/11/22 良かった話数 たまゆら~hitotose~ 第8話 「かわらない人かわりゆく時、なので」 たぶん志保美さんは写真を撮り続けるうちに 「これでいいんだろうか」 「このままでいいんだろうか」 と思い悩んでいたんでしょうね。『空の上に描いてたすべては いま目の前に降りてきて 重さも形も確かに感じる おかえりなさい 思い出に 振り向くのも 変わることも 弱さじゃない』OP 「おかえりなさい」 の歌詞ですが、「空に描いたものが降りてきて重さや形を感じる」 のは、自分を振り返ってみたときの印象だと捉えてみます。... 続きを読む
2011/11/18 アニメその他 UN-GO 第6話 「暗号 - cipher -」 サイファー 【cipher】・ 暗号、暗号文、暗号を解くかぎ。・ (数字の)零、0。・ 価値のないもの[人]。・ 自鳴[オルガンの故障のため鍵盤操作と関係なしに出てしまう音]。【cipher】 は、アラビア語で 『零』 を意味する 【cifr】 という単語が語源。英語の 『ZERO』 も同じ語源だそうです。新十郎が暗号を追い求めているにも関わらず、真実はすでに海勝麟六の手にあって無価値だったという意味では 『零』 だったと言えます。... 続きを読む
2011/11/15 アニメその他 たまゆら~hitotose~ 第7話 「竹灯りの約束、なので」 願かけ灯籠のシーンを見て思ったのが 「灯籠流しと似てるな」 ってこと。灯籠流しといえば? そうです、思い出した方も多いんじゃないでしょうか。「アニメノチカラ」 第1弾作品である 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』。その第7話 『蝉時雨・精霊流シ』 に 「フィーエスタ・デュ・ルミエール」 という行事があります。夏一定期間死者の魂が現世に還ってきているという民間信仰に基づき、その魂を送り返す目印として川に灯籠を流す行事。い... 続きを読む
2011/11/11 アニメその他 UN-GO 第5話 「メノンのパラドックス - Meno's paradox -」 新十郎は 『偉いのは、美しいのは、死んだ彼らだけだ。』 と言っていましたが、他人のために死んだり生きたりするのも愚かだと思いますけどね。『探求の対象が何であるかを知っていなければ探求はできない。しかし、それを知っているならば既に答えは出ているので探求の必要はない。』これをメノンのパラドックス、または探求のパラドックスと言うそうです。つまり、他人のために死んだ者でないと本当のことはわからないということ... 続きを読む