物理的領域の因果的閉包性

生ワンホビTV11 輪るピングドラムステージの荒川美穂について





荒川美穂様(以下美穂様)の姿を見たのは昨年のマチ★アソビVol.7以来。ラジオで声は聴いてたが、相変わらず可愛い。
マチ★アソビのイベントのときは質問されたことに答えるのが精一杯といった感じだったが、率先して発言してたので驚いた。
ご存知でない方もいると思うので一応言うと、美穂様の本業は看護師である。単純に声優との両立はなかなか難しいと思うが
林原めぐみが看護師の資格を取って個人病院でアルバイトをしながら声優業もやっていた影響で、美穂様も声優を目指した。

実際に話をしている姿を見ると、生真面目で融通が利かず演技の幅も広くない、いかにも「新人声優アイドル」といった印象。
でもそんなウブなところが見守ってあげたい願望を湧き上がらせてくれるからマジ可愛くて仕方がない。アバタもえくぼである。
前置きが長くなったが、例の問題発言『私も買いますのでみんなも買ってください』『まぁ、今のは冗談なんですけどね』である。

この発言は美穂様が天然キャラだというのとは別の理由があると推測される。職業柄看護師は上下関係が厳しい。縦社会だ。
間が悪かったときなどに「すいません」「ごめんなさい」を連呼してしまうクセがあるのはこの影響だろう。disってるわけではない。
つまり天然だからというよりも何でも真面目に捉えすぎる性格がそうさせているのだ。ちゃんと言おうとすると逆にトチってしまう。
生真面目な人ほどトチりやすい。ということは仕事に対する取り組み方や姿勢は演技でも何でもなくてありのまま、素に近いのだ。

そうすると『まぁ今のは冗談なんですけどね』発言は、美穂様にとって最大の魅力を発揮させてしまったということに他ならない。
さらにプリンセス・オブ・クリスタルという役柄も相まって、実は毒舌キャラなんじゃないかと思わせる一面も出せてしまったのだ。
これは完全に意図して出来るものではない。そして競争の激しい新人声優という立場を考えても絶好のアピールになっただろう。
美穂様の生存戦略は始まったばかり、いやまだ始まってすらいないのかもしれない。でもひとつのチャンスであったことは確かだ。

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