物理的領域の因果的閉包性

アウトライターズ・スタジオ・インタビュー 第35回 「うさペンさん」


アニメの感想をブログやツイッターで表現されている方々に質問して答えてもらう
『アウトライターズ・スタジオ・インタビュー』
第35回はブログ『うさペンの館』のうさペンさん @usapen3 です。


アニメを好きになったきっかけを教えてください。

女児アニメ以外は、小さい頃からみていました。
朝の『モンスターファーム』、夏の『スラムダンク』、夕方の『ゾイド』や『スクライド』
小難しいことは考えずに小さい頃から楽しくみていて、アニメに対する嫌悪感はそこまで持っていませんでした。
年齢があがるとネットで“名作”と呼ばれているものからみていこうと思い、
それにより作品の視野がまた広がりまたアニメがだんだんと好きになっていきました。
そして『カレイドスター』の出会いによって、いわゆる女の子向けでも面白いものがあると
思えたをきっかけに、いわゆる女児向けアニメの視聴をはじめ、アニメが好きだと明確に思えるようになりました。


好きなアニメ作品を教えてください。

『カレイドスター』『ジュエルペット・てぃんくる☆』『未確認で進行形』
『放課後のプレアデス』『ちはやふる』『ハートキャッチプリキュア』
『ガンダムビルドファイターズ』『ゾイド』『人造昆虫カブトボーグ VxV』
『ARIA』『おジャ魔女どれみ』『たまゆら〜もあぐれっしぶ〜(第2期)』
『冥王計画ゼオライマー』『遊戯王 5D's』『地球防衛企業ダイ・ガード』
『少女革命ウテナ 』『スクライド』『プラネテス』『もののけ姫』『平成狸合戦ぽんぽこ』
『DTB 第1期』『となりのトトロ』『ジュエルペット マジカルチェンジ』
『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『TARI TARI』
『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』など、その他多数。


好きな作品の中から1つ選んで、好きな理由を教えてください。

好きというよりは、人生観を変えてくれた作品の一つなので『ジュエルペット・てぃんくる☆』を、選びました。
桜あかりちゃんは、姉に対するコンプレックスを持ち、内気で大好きな人にも声がかけられない、弱気な普通の女の子が主人公。
だけどそんな彼女がルビーと出会ったことで、自分の中にあるネガティブな気持ちと向き合い、じょじょに成長していく間違いなく王道といえるストーリ。
ただその王道ゆえの話の運び方が、毎回丁寧でものすごく上手い。意味合いのとれたカッティングも無理なく使われアニメとしてみていて楽しい。
真っ赤な夕陽、千夜一夜草が彩る月の光のような美しい世界等の、美しい世界も魅力的で、話を積み重ねていった先にある最終回で深い愛を感じることができた。
この作品を通して“自分の中にある愛情を呼び覚ましてくれたから”そんな言葉でいうと恥ずかしいようなことが、この作品の好きな理由です。


主に作品のどういう部分に注目しますか?

作品によって毎回変えています。
その作品がどんなことを言いたいのかどういったことに力をいれているか等、
どんな視聴をしたほうが好ましいか考えてから視聴をしています。
それに加えて、光と影の演出、なぜこの構図なのか等、脚本の台詞以外の所、
画面に込められた情報や意味合いも拾うことができるようになってきたので、その点にも注目しています。


あなたにとってアニメとは?

多くのことを語ったり、楽しませたりすることによって、自分の知らないなにか大切なことにきずかせてくれたり、
気楽な気持ちになれまた頑張ろうと思える、人生を面白く輝かせてくれる大切な友達のようなものです。

※ 大好きなキャラクターという項目を追加してほしいと要望があったので、今回はこちらに載せさせていただきます。
常にかわいいと、毎シーズンかわいいと、誰かしら言っているこんな私が悩みに悩んで一人選ばさせていただきました。
『未確認で進行形』の『夜ノ森小紅ちゃん』というキャラクターです。
すべてにおいて俺好み。ロリ巨乳安産型で、うさぎのような髪。どこまで急所をつらぬくんですかね~
“もふもふ”と“なでなで”を両立した、凄まじいほどのうさぎポイントには度肝を抜かれました。
選んだ理由は、その圧倒的な“うさぎ力”としかいえません。


感想(考察)を書こうと思ったきっかけを教えてください。

友人にアニメの面白さを伝える時、忘れてしまう、抜けてしまうことが多く、
頭の中にインプットしたものを整理するため、メモの形として書き始めたのがきっかけでした。
蛇足ですが、今まで感想はオフラインで書いておりネット公開しようとは思っておらず、、
アウトライターズ・スタジオ・インタビューの記事で様々な方々の意見をみたのがきっかけで、ブログ投稿自体は最近です。


感想(考察)を通して何を伝えようとしてますか?またどう伝えようとしてますか?

作品の“面白い”という一言で言えてしまう部分を、どこがどのようになっているか、どこに“感動”したのかを主に伝えようとしています。
そのためにきになったシークエンスをもう一回見直したり、台詞を抜き出してたりして、具体的に考えられるようにしています。
反対に作品に対する“不満”も、言い過ぎなない程度に(好き嫌いであることのほうが多いため)伝えます。
そのときは不満だけで終わらないように、どう自分なりに解釈したらみられるようになるか、どう改善したらいいかも考えます。
心の中では不満がでてくるものなので、その感情や感覚は間違いとは一概にはいえないと思います。
そのネガティブな自分に向き合い、納得できるものに変えていくか。それは大切にしたいものです。


あなたにとって感想(考察)とは?

アニメを楽しむための遊び方の一つであり、よりよい部分をみつけるための方法。自分で書いているときはそんなものだと思っています。
それとは別にある、誰かの感想と考察は、自分のなかできずけなかったものを発見できる、小さな小さなかけがえのない星のようなものです。


ブログを書く場合、構想?日、実際に書く?時間、書いている時間に遊んでしまうことはよくある?

執筆時間の短縮のためにも、視聴している際にきになっている部分があったら、すぐにメモをするようにしていますのでだいたい20分ぐらいです。
ですので、どうしても見なおしたくて長時間書いているとき以外は、書いている時間中に遊ぶということはほとんどないですね。



・ インタビューにご協力頂きありがとうございました

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