2011/07/25
異国迷路のクロワーゼ 第4話 「水明かり」

今回は湯音がクロードに対して義理を果たすお話でしたね。義理とは、物事の正しい筋道や人として守るべき正しい道のこと。
また道義として他人に対して務めたり報いたりしなければならないこと。つまり他人に対して自分の筋道を正すことなんだと思います。
印象的だったのが、夜のブランシュ家に入り込む入射光と、夜のクローデル家に灯るロウソクの灯火との対比。
ブランシュ家にあれだけの光が射し込むということは、外灯が多いのか、もしくは周りの家が明るいのかどちらかでしょう。
でもブランシュ家ほど裕福ならきっと庭も広いはずですから、外灯がたくさん並んでいて夜でもかなり明るいんだと思います。
対してクローデル家は商店街の中だけあって家の中は暗め、しかもクロードの部屋は電灯などは付けずロウソクを灯していました。
こんな光の描き方でも貧富の差が見えるんだなぁと感心しました。でもロウソクの灯りは気分が落ち着いていいですよね。
湯音の姿を見てると一本筋の通ったロウソクみたい。たぶん気持ちもロウソクの灯りのようにぬくもりにあふれているんでしょうね。
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