2011/08/01
異国迷路のクロワーゼ 第5話 「迷子」

今回の話はかなり重かったですねw 見せ場であるオスカーのセリフ 「俺とクロードの地味で味気ない男所帯に湯音が来て、このランプみたいにあったかい光が灯った」
と言ってうまくまとめていましたが 「芯がダメなランプをいくら磨いても意味がない」 とも捉えれるし、ストリートチルドレンとの対比もどこか影を落とす部分が残りましたね。
まぁそれだけパリで生きていくには大変なんだという大人の世界を描いて、成長段階にある湯音をクローズアップさせたかったんでしょう。裏側はかなり深刻ですけどね。
『人情』 とは、人間の自然な心の動き。人間のありのままの情感。また、人としての情け。他人への思いやりのこと。
湯音のようにありのまま感情を出して他人への思いやりを表現すると避けられる。だからクロードのように思いやりは心に仕舞っておいて信頼される努力を続けて待つ。
つまりいくら古いランプであっても芯さえしっかりしていれば明かりが灯ることから、ありのままの感情や他人への思いやりは忘れず持ち続けることが大事なんでしょうね。
それぞれの人情のあり方、人生のあり方が見えた回でしたが、湯音のパリ生活は始まったばかり。湯音の人情が早く理解されてギャルリ・ド・ロアに広まるといいですね。
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