物理的領域の因果的閉包性

たまゆら~hitotose~ 第4話 「潮待ち島に聞こえる音、なので」



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麻音もいい子ですね。私も自営業の家に生まれたので、高校生のとき 「別にすることないから」 とか言って親の仕事を手伝ってましたね。
親の苦労をそばで見ていると 「何とかしてあげなきゃ」 みたいな使命感が生まれるんですよね。家・土地・人を大切にする気持ち。泣けますね。

今回は麻音と麻音の両親が中心の話でしたが、私はむしろ 『4人と大人たち』 という側面から見てみると面白いんじゃないかなと思いました。
どうしてもメインのぽって・かおる・のりえ・麻音だけに囚われがちですが、志保美りほ、第2話の堂郷先生とかおるの姉さよみ、そして麻音の両親。
ぽっての母親や祖母もそう、周りを取り巻く大人の影響力って強いんですよね。私はひとりっ子ですが従兄弟や親戚の大人たちが大事にしてくれた。
年上の従兄弟や親戚の兄の趣味に影響されたり、その家の決まり事や習慣を泊まりに行って知ったり。今思うとかなり勉強になっているんですよね。

ぽってが麻音の父を見て父親像を想像したように、志保美りほから写真の面白さを教わり、かおるの姉から母性に近い感情を教わったりしてます。
たぶん麻音の両親を見て 「家族の温かみ」 を知ったのではないでしょうか。どこに居ても誰と居ても人の温かさはあまり変わることはないと思います。
でも友達がいるから、周りの大人たちがいるから、そんな人たちの住む町があるから温かさが感じられる。そう思える人や町があるっていいですよね。

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